全日本プロレス チャンピオン・カーニバル 2004
  代々木競技場第二体育館 2004.04.20




今回は健介、大森、ジャマールが目当て。
会場は代々木第二体育館。第一のほうはWWEのRAW公演で入りましたが、第二は第一の縮小版で武道館、両国のアリーナ+一階席
という感じでしょうか。
A席でしたがB席でも十分見やすそうですし、位置的には花道正面側になりそうなので写真撮影にはよさそうです。
しかし首都圏の会場はいいわ。



開始から会場に音楽でリングアナ紹介、HIPHOP調で試合紹介と演出が以前見たときとはだいぶ変わってるようです。
いままでプロレス界は演出が少なすぎだったから今後はどこもこれぐらいやってほしいもんですね。
一通りしたあとRO&Dがマイク持って前説w

第1試合 
荒谷望誉、グラン浜田、石狩太一 vs 平井伸和、保坂秀樹、土方隆司




石狩が狙われてるところを浜田が助けて荒谷がなにもしないw
荒谷はライガーいうところの「元気がない」ですね。カットもいかないし、浜田のおっさんの方が元気なのはどんなもんかと。
最後はムーンサルトで締めましたが、盛り上がったというかなんとかまとめたというか、、、、、
なんかノアの森嶋みたいだ。

第2試合 チャンピオン・カーニバル優勝決定トーナメント 第 1試合
大森隆男 vs 武藤敬司




大森はリング上で仁王立ちで武藤を待つ。格好いい〜!風格、ガタいはいいので後は試合内容が安定すればw
ま、それが一番難しいんですが。

先日の両国は酷いものでしたが、今回はコール中で紙テープに絡まりながらに武藤に突っかかっていく気合の入れよう。
ハイスパートな展開でグランドも短く、間延びせず見れました。
武藤も珍しく場外プランチャ、大森は大森で場外で至近距離アックスボンバー、アックスギロチンドライバーと気合入れまくり。
さすがにエプロンで断崖アックスギロチンドライバー出した時は会場は悲鳴でてました。
私も
「大森〜!そりゃやべぇ〜!やべぇよぉ〜!」と叫んでましたがw



リングに戻った後はパイルドライバー、バックドロップで攻めていましたが、止めのアックスボンバーをフランケンシュタイナーで
丸め込まれカウント3。かなりいい試合だったのに丸め込みで決着ってのは残念だなぁ。
大森の方も京平に抗議してましたが、惜しい、かなり惜しい。

第3試合 チャンピオン・カーニバル優勝決定トーナメント 第 2試合
佐々木健介 vs 小島聡




こっちはロックアップからグランド、チョップ合戦とじっくり試合。
でもチョップ合戦ではやはり健介のほうがいい音だしてましたね。ここらへん小島はまだまだか。



試合の方は安定した良い試合でしたね。安心して見れたという感じ。
健介はストラングルホールド出してましたが、個人的には監獄固めが見たかったなぁ、、、、
 
第4試合 
北斗晶 vs ケンドー・カシン




北斗はジャージで試合(泣)。せめて般若面でも被ってきてくれたらなぁ、、、、
本気で復帰なら般若面のような気もしますが、たぶんそういう気はないんでしょうね。ま、子どもも手間がかかる時期ですしw

あいかわらずカシンの妙な試合でしたが北斗がうまく対応して非常にかみ合ってました。
いつも握手の後噛み付いてるカシンですが、相手の北斗に逆に噛まれてましたしw
レフリーが気絶してるのところでカシンが椅子を持ち出したのでこれで北斗攻撃かと思いましたが、気絶のレフリーに椅子攻撃。
相変わらずカシンはよくわかりませんw

椅子と木刀でやりあってると中西が乱入してカシンにスピアー!そこを北斗がノーザンで椅子の上に落として3カウント。
さすがに北斗も女。カシンは重そうでした。
その後にライオン丸が出てきて中西急襲。カシンを助けて引き上げていきました。永田さんではなく別の人が入ってたみたいです。
ここでカシンの「あなたは誰なんですか?」を敬礼ポーズで返す事をしてれば更に面白かったんだけどなぁ。たとえ中身が偽者でも。

ただ中西は当日熊本での興行で出場予定でした。
当日キャンセルになったそうですが、ドームの宣伝とはいえ地方出身者としてはこういうのはどうかと思いますね。

第5試合
天龍源一郎、木村浩一郎 vs 本間朋晃、宮本和志




天龍、最終日だけじゃなくてチャンピオンカーニバルに出てくれれば良かったのになぁ、、、、

宮本が天龍に突っかけていましたが、その後に技を受けてるのがほとんど本間だった気がw
当の宮本は技かけてるだけ。見ているときはそう感じませんでしたが家に帰って思い出してみると、
そりゃ「宮本!技受けろ!」と野次飛ぶわけだ。



本間の方は椅子出そうとするとレフリーに止められ、逆に天龍に椅子を使われる始末。本間はハードコアやらせていいと思うんだけどなぁ、、、
結局やられて6連敗。
その後、抱擁して退場。

違う!そこはビンタから仲間割れだろう!
全廃したのに普通に解散してどうすんだよ、、、、、、

ちなみに写真で宮本と本間がうなだれていますが宮本は天龍たちの退場を見守ってから、戻って片膝。
「おい、ちょっとまてよ」と突っ込みたくなりますわ。


第6試合 渕正信デビュー30周年記念試合
渕正信、嵐、カズ・ハヤシ vs ジャマール、太陽ケア、TAKAみちのく




30周年記念試合で渕が目立つかと思いきや、一番目立ったのはジャマールでしたね。
WWE仕込で客を乗せるのはうまいし、ハヤシ相手に高くぶん投げてサモアンドロップ、立ち投げ、パワーボムと会場をどよめかせていました。
それでいて、渕のボディスラム連発の最後に出てきて「さぁ、投げてみろ」と自らフッチーコールをする頭のよさ。
当然渕は投げられないんですが、ここで嵐が手伝うという発想が出来ないのは駄目だなぁ。
ハヤシはジャマール相手のやられ役でお疲れさんというところですね。
TAKAもやられ役でしたが、なんかパワーボム受ける時などに「あ〜!」とかいって自分で効果音付けてました。なんか妙に面白かったw
ケアは最後にニーパット出す時のニーブレスアピールくらいしか記憶にない、、、



試合後にもジャマールの巨ケツアタックでハヤシと嵐をコーナーに釘付け、渕にも!というところをTAKAがやめさせる芸の細かさ。
それからマイクだったんですが、30周年おめでとうの後に写メールで激写!いいオチだw

第7試合 チャンピオン・カーニバル優勝決定戦
武藤敬司 vs 佐々木健介




いよいよ決勝。
健介は北斗をセコンドに連れて入場し、武藤はフラッシュの嵐の中入場。
すごいフラッシュだなぁと思ったら、舞台装置でフラッシュだしてましたけどw



試合の方はグランドからじっくりという武藤ペースかな。
健介も北斗が京平を牽制している間に凶器攻撃という夫婦愛w。さすがただのセコンドじゃないですね。
最後は逃げ続けたノーザンライトを喰らった後にシャイニングウィザード連発、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルトで武藤の勝利。



武藤がやられている展開が多かったせいか武藤側の声援が大きかったです。新日本みたいにアウェー相手で声援が大きかったら問題ですけど。
健介は良く頑張った。さすがにサップ戦のような驚きはなかったですが、内容はさすがです。北斗もきっちり介入してましたし。

武藤優勝でちょっと、、、という意見もありましょうが、会場にいたものとしては武藤の声援の方が多かったので納得です。
川田が五体満足なら川田だったんでしょうけど。
そういや川田は 出てきませんでした。
せめて挨拶だけでも出てくれば客は喜んだだろうに、、、、


今回は大森が特に良かったです。おそらくいままでの中でベストバウトではないでしょうか。
だがそれだけに丸め込みで負けたのがあまりにも惜しいです。


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