プロレスリング NOAH "Navigation Over the Date Line'03" 最終戦 2003.09.12




意外にもノアはこっち(神奈川)にきてからは初観戦。
いや、3.1の武道館に行く予定だったのですが2週間ほど前の午前中にローソンチケットはあったのですが、余裕かましてたら夕方には売り切れ(泣。そして WJにいってさらに爆死(笑)

開催日を勘違いしていて危うくチケットが無駄になるところでしたが、なんとか10分前に席に間に合いました。
外の売店ではハーリー・レイスが自分のTシャツ(3500円)にサインのサービス中。買わずに写真をこっそり(笑

第1試合
永源遥、川畑輝鎮 vs リチャード・スリンガー、青柳政司



永源の唾はバリエーションが増えていた。 スリンガーは2−3年いるがいまだにパッとしない。
正直武道館では見たくない。スリンガーはともかく他は無理して出さなくてもよいのではないか。

第2試合 
本田多聞、佐野巧真、鈴木鼓太郎 vs 力皇猛、菊池毅、百田光雄



百田は頑張っているが、どうせならシングルで若手とやって欲しい。無理ならファミ悪に徹してくれ。
菊池は見る度にテーピング。もはや慢性的なんでしょう。
最後は百田が一度返して場内盛り上げ終了。

第3試合
三沢光晴、小川良成、井上雅夫 vs 田上明、池田大輔、モハメド・ヨネ



最初は三沢対ヨネ。三沢の復帰祝エルボーを返していくヨネ。でもやっぱりやられる。
池田のキン肉バスター、雅夫の「よっしゃ!担ぐぞー!」、小川の返し技しと目まぐるしく変わる試合。あ、田上、、、。
最後はデスバレーで池田が井上を仕留める。

ヨネも長期欠場からようやく復帰したのだから武道館でシングルぐらい組んであげてもいいんじゃないの?
タダでさえシングル戦少なすぎるんだから。

ここで早めの休憩。
今回は先週の全日と違いトイレの列が長かったので断念。やっぱり興行中にトイレはやめておいた方がいい。

第4試合 
秋山準、斎藤彰俊、泉田純 vs 高山善廣、バイソン・スミス、ドノバン・モーガン



高山対秋山で開始。
そういえば高山ノアではパートナーがいない。ま、新日本営業したり忙しいからなぁ(笑)
秋山はG1で決勝まで進みながら敗北。「優勝したらGHC挑戦」といっていたのでしばらく休養の模様。
彰俊はいちいちかけ声が多いような。いや気合入れてんだろうけど、細かい技で言わなくても。
泉田は相変わらず。土曜だったらIZUが見れたのになぁ。
モーガン、記憶に残らず。
バイソンがGHC挑戦者になったのは納得。雪崩式アイアンクロースラムは圧巻でした。

新日本で忙しい高山、G1後休養中の秋山で組んだカードだなぁ。

第5試合 WLWヘビー級選手権
ロン・ハリス
vs 森嶋猛



外国人リングアナがコールし、レイスがタイトルマッチ宣言をする厳粛な試合。
小さい米インディーベルトだが彼らの「誇り」を感じました。
力皇をセコンドにタオルを頭にかけて気合十分でリングインする森嶋。
一方、言っちゃ悪いが日本では大した実績もない(と思う)ハリスですがデカイ体にベルトを肩にかけて堂々と入場してくると風格を感じてしまいました。

試合のほうなんですが、勝ったのは森嶋ですが試合後にブーイング、返上コールが出る始末。
あの内容では当然ですね。途中はやられっぱなしで技も出せず、最後にバックドロップ連発でなんとかまとめたって感じで。

試合後のインタビューで「ヘビーのトップとシングルを組んで欲しい」と訴えたそうです。
確かにノアのシングルの少なさは異常。やるのはトーナメントばかりでシングル主体のシリーズもない。
トップ級は楽でいいでしょうが、中堅、若手が経験積めないのでは団体の未来も暗い。
こちらとしても地方でも6人、8人 タッグのメインなんか見たかねぇんだよ!
(というか博多初上陸でメイン8人タッグをやられました)

森嶋よ!その心意気は良し!
でもその前にそのタプタプした腹をなんとかせぇ(笑)


第6試合 GHCジュニアタッグ選手権
丸藤正道、KENTA vs 金丸義信、橋誠



三沢、小橋、秋山以外で客が呼べる面子。ノアの未来を背負っていける試合でした。(ジュニア勢が背負っていけるは悲しいが)
アピールにより菊池と交代した経緯がある橋はその心意気が見事でした。あの内容なら菊池も譲ったかいがあったというもの。
ボケキャラが定着してしまっている橋ですが個人的に買っているので今後も頑張って欲しい。
KENTAはキック主体にスタイルを変えたのは成功してますね。鈴木、丸藤と被らないようになり、ジュニア勢でも異彩を放つことになっていますし。
(ジュニアだとルチャ系多いから埋もれちゃう可能性もあったわけで。)
金丸と丸藤は二人がリングで絡むと場内も「おお!」という感じになります。非常に手も合ってますし。

試合は橋がもう一歩のところまで王者組を追い詰め、ダブルインパクト式ブサイクへの膝蹴り(なんとかならんかこの名前(笑))も返しますが、後頭部に KENTAのキックを浴びついに3カウント。
大いに盛り上がり大声援が会場を包みました。



終了後には秋山もリングに上がり橋を介抱。担いで引き上げたということは「褒めた」ということでしょう。
一方金丸は「橋に決めて欲しかった」というベテランのようなコメント。ライガーも一目置くわけだ。

第7試合 GHCジュニアヘビー級選手権
マイケル・モデスト vs 杉浦貴




気が付いたら杉浦が勝ってまし た。
ただ目立ったのはモデストの方。断崖式リアリティチェックで杉浦を場外カウント19まで追い込み、雪崩式フィッシャーマンズスープレックス、ダイビング ヘッドバットをスタナーで返すなど大技連発!
実はこの人結構凄いのかも?ノアだけってのは勿体無いなぁ。
バイソンもそうですが、ノアの外人って外に出ませんねぇ。
対する杉浦ですが、なんかこう印象が薄い。技にオリジナリティがないのが原因かも。
プロレスラーは代名詞になる技を持たないとね、オリジナルもしくは説得力の有る古典技。
勝った後はオリンピックよろしく多聞に肩車されて喜ぶのもなんだか鼻に付くなぁ。


第8試合 GHCヘ ビー選手権
小橋建太 vs 永田裕志




永田には入場前から鬼のようなブーイングの嵐、ここまで凄いとは、、、。
一方の小橋は大歓声。
これほどホームの歓声の違いを体感できるのはノアだけでしょう。
第一新日本でノアの選手が出ても新日本にブーイングが出るらしいですし(笑)

試合のほうは最初はチョップ、張り手の打ち合いから力比べ、徐々に投げ技が炸裂し最後は大技連発後豪腕ラリアットで勝負を決める。



あれ・・・・・

これってこの前東京ドームでやった蝶野相手の試合内容と同じじゃん!
確かに小橋のシングルは安心して見れるんですが、展開が変わり映えしないような気がします。
相手によってはまた違って見れるのかも知れませんが、なんだかなぁ。

一方の永田はさすがに蹴りが強烈。
延髄6連発なんか出して小橋を追い込んでいました。
試合後は小橋も立つのがやっとでしたし、IWGP10連続防衛の面目躍如か。
3点倒立もどきは見なかったことにしとこう(笑)



試合後は両者健闘を称え合いがっちりと握手し永田はもう一回をアピール。
実際アピールしても実現することは少ないからなぁ(笑)


帰りの電車は平日なのでいつもより混んでいた(泣


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