新日本プロレス 「ULTIMATE CLASH」 03.05.02 東京ドーム

ゴーバー橋(笑)を渡ってドームへ。
橋のふもとで全女アリーナの優待券(3000円→1500円)を貰うも、チケットもう買ってるし〜。
一応後楽園まで行きましたが、当日立ち見券の並びを見て断念。(泣)
並んでたら入れたかもしれませんが、立ち見はなぁ、、、TVもあるし。
当日券を購入し、会場に。スタンドCはホントに売り切れみたいですね。
確かにアリーナはバカ高いし、スタンドAじゃネットが邪魔。スタントBもCも大して変わらんとなれば安いスタンドCが売れるわけだ。

会場入りすると大入り袋を渡される。中身はメインスポンサーでもあるパチンコメーカー「平和」の新日本メダル。
最近のパチンコメーカー恐るべし!
イメージ戦略もあるんでしょうが、プロレス、ゲームファンの獲得で売り上げUPも狙ってるんでしょうね。
最近キャラクターものの台が盛んですし。
もちろんCMでは新日本の台を宣伝。



会場内ではリングにテント上のシートがありましたが、中から人が出るでもなくそのまま撤収。なんじゃそりゃ?
シートにはなにやら坂口憲二がお茶のCMした文字が書いてありました。うーん、坂口繋がりか?
入場口はセンターに大きな花道とセットがありましたが、使ったのは最後の2試合と猪木だけ(笑)
1塁と3塁側に小さい入場口があり、他は全てそこから入退場していました。いつも花道入場ばかりなのでかえって新鮮でGOOD!

スカパーPPVなのでスクリーンで事前番組を流すかと思いきやなにも無し。うーん、残念。
そうこうしてる内に試合開始時間になり、スクリーンで本日の試合を紹介。やっぱり小橋対蝶野の時には大歓声。
紹介が終わるとさっそく試合開始。


 
第1試合 次期IWGPヘビー級王座戦挑戦者決定戦
天山広吉 対 棚橋弘至



天山が第一試合とは,相手が棚橋だからでしょうけど。
棚橋の技を天山が受けきってからのTTDでピン。
棚橋の事件PUSHもこれで終了。これからどうなる?


第2試合
飯塚高史 対 ケン・シャムロック



総合向きなカードですが、プロレスな試合。
飯塚が殴られると心配になってしまいます。(笑)
飯塚は関節狙い、シャムロックは打撃狙いで攻守が入れ替わり最後にブリザードを脇固め風に返してからの必殺のアンクルホールドでタップ。
あ、総裁、魔界5号ともに目立ってない、、、

第3試合 IWGPジュニア・タッグ選手権試合
金本浩二、獣神サンダー・ライガー 対 ヒート、タイガーマスク



試合前に挑戦表明をしたノアの丸藤、鈴木が来場。
最初はタイガーマスクがIWGPジュニア取った勢いでタッグも取るかと思うほど金本が狙われていましたが、
やはりベテランの経験かフォールは許さず、ライガーのカットも適切。
子供の声援も飛ぶヒートですが、ロープブレイクを許さないようにロープを引っ張ったりレフリーの見えないところで
インサイドワークをしたりとそれでもヒーローか?(笑)
金本を徹底的に痛めつけて勝負を決めようとしたところを金本に切り返され逆に一気に畳み込まれて終了。
その間ライガーはタイガーマスクを花道で垂直落下!タイガーマスクしばらく動けませんでした。

防衛後は「ノアのジュニアは最強ですってか?なんならいまここでやってもいいんだぞ!」とノア組を挑発。
そっちが収まると、スカパー解説?のパンクラス鈴木相手に「お前はプロレスのリングじゃグリーンボーイなんだよ!」と挑発。
ライガーも忙しいな(笑)
そういえば次期シリーズはベスト・オブ・スーパージュニア。なるほど納得。

ここで総合ルール対応のリング調整(スプリング抜き、ロープ追加)。
ルール説明のビデオの後猪木登場。

ちょっと笑いをとっていつものダー!
今回はチケットを買って入場と言いながら、ちゃっかり招待席に座る猪木。




第4試合 総合ルール
LYOTO 対 謙吾



LYOTOの入場はアマゾン民族のような格好。でも音楽は太鼓。?
試合はともかくタルかった。
すぐマウントをとられる謙吾、マウントをとっても攻めきれないLYOTO。
2ROUND最後にLYOTOが謙吾をボコッたくらいで結局判定LYOTO。どっちもどっちで会場は大ブーイング。
会場の声を察したのかLYOTOが猪木に握手に行くと張り手二発+鉄拳一発でとりあえず収める。

第5試合 総合ルール
ドルゴルスレン・スミヤバザル 対 高坂剛



朝青龍関係でお相撲さんもちらほら。
スミヤバザルはナチュラルパワーな投げで会場をどよめかせるも、高坂を倒しに行った際に腕を骨折したようでレフリーストップ。
弟の前で
そりゃねぇだろ。


第6試合 総合ルール
中邑真輔 対 ヤン・ザ・ジャイアント・ノルキア



新日本総合期待のエース中邑。あちこちでやられ役のノルキア相手に勝てないようではダメダメですから。
きっちり勝利。でもすこし慎重だったかな。
新日本内で勝っても認められないので、PRIDE、猪木祭での勝利が欲しいところ。


第7試合 総合ルール
ジョシュ・バーネット 対 ジミー・アンブリッツ



セコンドが新日本のデカタオルをアピールしながらジョシュ入場。
アンブリッツの圧力に最初攻め込まれるが冷静に対処したジョシュが打撃で反撃。
血が出たら戦意喪失したそうです。アンブリッツ情けない、、、
勝利後新日本のデカタオルをマント代わりに帰るジョシュ。
まるで新日本代表のようなその格好はすごい違和感が。

 
第8試合 総合ルール
中西学 対 藤田和之



紹介VTRで藤田の「バカ」発言連発に場内爆笑。会場も盛り上がる。しかし試合はスタンド状態でのタルイ攻防。
中西はパンチもトロいし、総合はやめたほうがいい。
3R目にようやくマウントを取った藤田が中西をボコってレフリーストップ。
観戦に来ていたヒョードル戦の練習にもならんし、中西相手でこのザマでは血祭りは決定的。
いや、血祭りにされるの期待してるんですけど(笑)



カシン先生は藤田のセコンドに付いてました。
今度はプロレス用にリング調整。


第9試合
エンセン井上 対 村上和成



目を吊り上げて入場の村上、セコンドが抑えながら入場のエンセン。
始まる前からセコンドが両者を抑えつけて、開始と同時に村上のジャンピングニーがエンセンに炸裂!
ストンピングをエンセンに叩き込むも、引き離されて再開すると逆にエンセンにボコボコニされ、場外に。
場外でクレイジードックスに血祭りにされリングに戻ろうとするもエンセンに蹴落とされなかなか戻れず。
リングに戻った後にエンセンを腕十字に決めたりもしたが、エンセンの反撃に合い失神。
それでも攻撃するエンセンに見かねてレフリーストップ。



エンセンってほんとに目がヤバそうなんですけど(怖)

第10試合 GHCヘビー級選手権試合
小橋建太 対 蝶野正洋



やはり会場は一番の盛り上がり。両者セコンドを鉄柵の外に出して試合開始。
胸板へのチョップ、エルボーの応酬、手四つの力比べでどよめく観客。



蝶野は高角度バックドロップ連発、STF、バタフライロック、シャイニングケンカキック、場外トペで攻め立て
小橋は滞空ブレーンバスター、雪崩式ブレーンバスター、ハーフネルソン連発、コーナーバックルパワーボムで返す。




ハーフネルソン連発時に天山がロープ際に出てきたときに
「天山!とっとと引っ込め!」と3塁側スタンドBで叫んだのは私です。(笑)
ハーフネルソン連発で立ち上がれなくなった蝶野に握ってからの豪腕ラリアットをかわすものの、再度ハーフネルソンを食らって既に虫の息。
引きずり起こして豪腕ラリアット、さらにもう一度起こして豪腕ラリアットで3カウント!
小橋、あんた鬼やぁ!



試合後にはタンカまで用意されるも蝶野はこれを拒否してなんとか立ち上がり、小橋と抱擁し称える。
観客の大声援を背に花道を引き上げる小橋。

ここで案の定一部帰る客。
小橋目当てってのもあるだろうけど、勿体ないなぁ。

時間も21:45と結構遅めでしたけど。

第11試合 IWGP&NWFヘビー級ダブルタイトルマッチ
永田裕志 対 高山善廣



永田は昨年の対戦から防衛ロードを重ねV10。一方高山も昨年の対戦後GHC王者、猪木祭、PRIDE、NWF王者と
名を上げた両者の一年ぶりの対戦!
なんだけど、昨年の時点でも高山の格が上だったのに一年たったら余計広がってしまってましたね。



試合のほうで永田もキックは凄いんだけど、膝蹴り一発で返されちゃうし。
なんとか腕折りで活路を見出そうとしてたようですが、またも膝蹴りでよろめいたところをエベレストジャーマン一発で撃沈!
これで高山はダブルタイトルホルダーに!
エベレストは一回は返して欲しかったなぁ。



ベルトの授与式中に新間氏が出てきてIWGP封印を要請!ぉぃぉぃ(笑)
そこに次期挑戦者の天山が出てきて「なに言ってんだ!」と絡むものの
「うるさい黙れ。」(冷静に)
で一喝(笑)
ここで高山がマイクを握り、
「天山。道場で練習でもしてろ!」とIWGPベルトを「ほれほれ取ってみろ」と見せながら挑発(笑)
ここまで言われた天山も「俺がそのベルト、新日本に取り戻してやる!」と反撃。
最後は高山の「いくぞ!ノーフィアー!」のマイクで締めて、花道をIWGPベルトを振り回しながら引き上げる。



総合の試合はどうしようもなく駄目でした。
ルール以前に選手がDEEP級。ドームでする試合ではないですよ。
唯一ジョシュだけがまともですが、PRIDE、K-1も上がれないとはもったいない。
第一総合経験の薄い人物集めて、内輪で試合されても最強とはとても言えない。
やっぱPRIDEに出ないとね。

プロレスのほうは最後の3試合が非常に良かった。
小橋は選手権ではアレが普通ですが、ハーフネルソン6発は鬼や(笑)
高山はこれで2冠王者ですが、ノアでも防衛戦とかしそうですね。やるなら秋山ぐらいしか務まりませんけど。
エンセン対村上はまだ続けるみたいですが、毎回無効試合になりそう(笑)


隣の後楽園で川田乱入、、、、見たかったなぁ。





inserted by FC2 system