WJ 「MAGMA-01」 03.03.01 横浜アリーナ

はじめは行く予定はなかったのですが、その日用事で近くまでいくことがあったので
半分ついでで行ってきましたが、見事に期待を裏切られた、、、、



その日は朝から雨で、用事終了後会場に移動している間も降り続いていました。
会場に到着後、SS席(1万円)チケットを購入するとタオルを選べと。天龍を選ぶ
会場の全景を撮りたかったですが雨が降っていたのでとりあえず看板だけ撮っておく。
発券場前でもダフィーが「割引するよ」の声がうざかったですが、いざ席にいくとSS席の後ろから2番目(怒)
一部ではスタンド組(5000円)がアリーナ(SS席)に誘導されていたという話を聞くと余計にムカついてきました。
正規に当日券で買ってこの仕打ちとはなぁ、、、
しかし最近どうも席運が悪いのでダフィーから割引&座席選んで買ったほうがよいかとも思ってしまう。



会場に入ると旗揚げなので花がいっぱい。野球、巨人、金村、どっかの社長と花が並ぶ中に全日本の武藤。
これは選手を貸してるしねぇと思ってたんですが、「藤波辰巳」の花にはちょっと驚き。
あとは田中稔もあったらしいです。

グッズは定番のTシャツですが、隅の一角で大仁田の売り場もありました。
ちょっと変わっていたのが「スターターキット」。最初はADSL獲得合戦もここまで?と思いましたが、
どうもパンフレット&おまけ(選手の名刺他)が入って3000円だったそうです。
パンフだけの人には値上げですよねぇ。

会場内のチケットチェックはお姉さんばかり。他はだいたい野郎ばっかですし(笑)
中に入って席を確認しがっくりくる。花道を後ろだし、背中しか見えん。一番がっかりなのは後ろから2番目ってことですが。
席のほうはなんか妙なんで周りを良く見ると、アリーナ席は中央からせり上げ段差を付けられる仕組みで
席のほうも格納できるようになっていました。
やっぱコンサートやらプロレスやらする何でもできる会場は違うなぁ。

おなじみPPV予告放送を見ながら試合開始を待つ。
解説陣には、東スポの人、渕。
後援が東スポの関係でしょうけど、新日本のTV解説はどうなるんだろう?

そんでもって興行が始まる。


第1試合
石井 智宏 対 宇和野 貴史



両人とも元はインディーの選手だったそうです。インディーってもいっぱいあるからなぁ。
試合のほうは正に若手の試合。
基本的に張り合い、片エビ、大技はバックドロップぐらいと。
若手の試合の割には飽きのこない試合でしたねぇ。
ただ最後が石井選手のマウントパンチでレフリーストップちゅうのは、、、、
こういう感じの試合が続くかと思ったらそうでもなかったり。

第2試合
高智 政光 対 本間 朋晃



これも若手の見本みたいな試合。
本間貫禄の逆エビで勝利!

本間もインディー上がりなんだよなぁ。
インディー時代あまり知らないけど、大分成長したんでしょうねぇ。


第3試合
谷津 嘉章 対 安生 洋二




安生はスキンヘッドで入場。
谷津には結構な歓声。
が、試合になると酷いもんでした。
安生が殴って
谷津打たれ強さをアピールしてるんでしょうが、それから先が何も無し。
時折腰を捕まえるがそのままロープに持っていくだけ。
なにかせんかい!
客にせかされスープレックスをようやく出し、監獄固めでどよめき終了。
若手よりひどい、、、、


デモンストレーション



ここで長州一押し14歳中嶋君のデモンストレーション。
入場のときに空手着の上に学ラン(上のみ)を着て入場。本人いやだろうなぁ。
リングで空手の演舞というかミット打ち。なかなか良い音出してましたが、客から「有明行って来い!」の野次が。
ごもっともです。
ミット打ち後に、グローブを外して組み手。
プロレスラーになるのかなぁ?


第4試合
ザ・クラッシャーズ 対 ザ・ロード・ウォーリアーズ




ちょっと期待してましたが、ロードウォーリアーズはもう年でした、、、
全盛期から20年?近くももたってたらこんなもんか。
クラッシャーズはコーナーに登ろうとしてコケましたが、後で馳も失敗。どうもロープが緩かったみたいです。
試合は客がシラケてきた頃にクラッシャーズがダブルインパクトを出そうとしたところをカットし、
本家ダブルインパクトでいきなり終わり。




試合後にカート・ヘニングを偲んでテンカウント。
写真はマサ斎藤がもってました

そういやタイトルマッチ宣言でIPWのベルトなのに「IWGP、、、」と(笑)
いや、もうどっちゃでもいいけど。


ここで休憩。電流爆破のため結構長かったです。
この段階で席の件も有り、なんだかなぁという感じになってきていました。
回りでは「前半戦はなかったことに」と言う声も。


第5試合
越中 詩郎 対 大仁田 厚





越中は新撰組みたいな格好で入場。
大仁田は聖水を振りまき、椅子に座ってタバコを吸ったり焦らしながらゆっくり入場し、椅子を有刺鉄線に投げつけ試合開始。
最初はなかなか被爆しないんですが、越中が大仁田を投げつけようとしたのをかわして越中が最初に被爆!
、、、って爆発が起きない。当たりが悪かった?
すぐさま大仁田が別のロープに投げつけ被爆!やっぱ迫力あるなぁ。
その後はパワーボム、DDTで大仁田が攻めるもフォールは奪えず、逆に越中を引きずって自分も被爆。
逆エビで決められた時は自分で有刺鉄線を掴み自爆(笑)
爆破の衝撃に技を外した越中に対して毒霧!
怒った越中が迫ってくると今度は発火!

またやりやがったこの男(笑)


するとここでゴング!反則負けの裁定が下る。
リッキーフジも乱入して、レフリーも被爆させ、マイクアピール。
「WJさんよ、WJさんよ、WJさんよ!こんなもんで反則負けか〜?」
と言い残し悠然と引き上げていく。



越中相手ならこれでもOKかな。
しかしこの男は(笑)



その後リング改修中にモニターで大仁田劇場。
相変わらずのアナウンサーを捕まえて一問答。
越中じゃだめでやっぱり長州とデスマッチじゃ〜と吠える。
「長デスマッチ!長デスマッチじゃ〜!」(自分にはこう聞こえました、ホントは超デスマッチですが)
会場大受け(笑)
アナウンサーが最後の戦いなんですか?と突っ込みを入れると、
「ゴチャゴチャ言うな〜!、オイ!明日がわかるか〜!、今生きないといつ生きるんじゃ〜!」
アフガンで引退はなさそう(笑)
永島専務相手に挑発するが、永島専務の解説席での応対は会場には聞こえずブーイング。
せっかく盛り上がってるのに肝心の応対が聞こえないなんて、、、、

劇場終了後、解説陣のいままでの振り返り、今後の話。
渕は電流爆破は見てなかったり、ホコリを手で払ったりと笑いが。


そんなこんなでようやくリングが戻り試合に。

第6試合
鈴木健想 対 大森隆男




新日本を辞めた健想、アメリカ修行後ノアを辞めた大森とどんな試合になるのかと思ったら、、、
健想の飛び膝蹴りは一回目はおぉ、2回はまぁ、3回はおぃおぃと連発し過ぎ。
本人WWEに行きたいそうですが、アメプロをなんか勘違いしてるような。
健想のWWEは遥か彼方だと思います。
第一入場したらコーナーでアピールぐらいしろ!
大森さんは修行前と大して変わってない感じ。
試合は中盤ストレッチ系でダレまくり。
最後は大森さんのアックスボンバーで締め。
まぁ確かにあのままノアにいても厳しかったかも知れませんが、フリーになっても厳しそうだなぁ。


第7試合
佐々木健介、馳浩 対 ドン・フライ、ダン・ボビッシュ




この試合はようやく盛り上がりました。特にボビッシュは結構良かったです。
サップの大ブレイクから少々レスリングは知らなくても圧倒的パワーの人が人気みたいですね。
ガファリ対ボビッシュなんかも面白そう。
ホント、この試合ぐらいやってくれないと盛り上がれられない。
健介は入場時に反猪木ボードを上げたり、終了後にマイクしたりと良くやってくれました。
ちなみに健介がマイクを握るとちょっとどよめきが(笑)
マイクのほうは「みなさん、今日は雨の中ありがとうございました。今日からWJは一歩一歩戦っていきます」
でしたが、外は大雨(爆)
家に帰ったら大雨警報が出ているくらいでした。
やっぱり健介が動くとなにかあるのかなぁ。




でも盛りあがったといっても普通でしたけど。



第8試合
長州力 対 天龍源一郎




ようやくメインでこれできっちり締めてくれよ思いながら始まり、序盤は盛り上がったんですが、
途中から天龍が「53歳」の連発後、長州がリキラリアットの2連発であっさり終わる。
「え、もう終わりかよ?」
大仁田とセミ以外で盛り上がれなかったのに、メインがあっさり終わってどうするんだ!
長州は終わるとサッサと引き上げるし、、、
おかげで不満が爆発。家に帰ってもモヤモヤした気持ちが晴れることはなく、
一方チケット購入のチャンスを逃したノア武道館「三沢対小橋」の戦評を見るに連れ余計にムカついてきました。
結局寝たのは午前5時。




時間的に電流爆破を入れると設置/撤収で1時間は取られますから、開始を5時ぐらいに
しておけばメインは時間が取れたはずなのに、、、、
実際メインは60分時間切れ引き分けでもやって貰わないと満足できないような試合の流れだったのに。

まぁ電流爆破と大仁田劇場が見れたので良しと、、、できるかぁ!
(怒)





inserted by FC2 system