新日本プロレス  G1 CLIMAX 優勝決定戦 両国国技館 2002.08.11





地元でようやくG1 CLIMAXが初開催だったんですけど、その年に転勤(泣)
一度は行ってみたかったので決勝を観戦に行きました。
会場入りするとやはり多い新日本のファン。ZERO-ONEとは客入りが違います。さすがメジャー。
写真でトロフィー撮ってますが、回りではトロフィーをバックにスリーパーで記念撮影の人たちも(笑)
充実のパンフレットは1000円。まあ記念なんで。
席はRS席7000円でしたが行ってみると、ZERO-ONEのA席と同じじゃねーかYO!(4人座りの升席)
どこがリングサイドなんだか、、、しかも4人いたから狭い。
そんなんこんなしているうちにケロちゃん登場で試合開始。

第1試合 ○ 井上亘 対 矢野通 ×



序盤は矢野が俵投げで場内を沸かせていましたが、逆エビで井上が反撃開始と思ったらメキシカンストレッチで唐突に終了。
TV中継があるからとはいえ早いよー。

第2試合 ○ 金本浩二、邪道、外道 対 エル・サムライ、田中稔、垣原賢人 ×



邪道は珍しくロングタイツで登場。どうみてもエッジ(WWE)。
サムライ組は先発でサムライ、垣原が言い合いをするも田中が先発。
金本は田中を軽くいなして交代、T2000はタッチワークもスムーズ。
本隊のほうもサムライの雪崩式DDT等で反撃するがサムライが金本にアンクルホールドに捕まる。
垣原が助けに入るが、カットせずサムライを近くで応援(笑)
一度は脱出したものの今度はスタンディング・アンクルホールドでタップ。
試合終了後に垣原とサムライがやりあう。


第3試合 ○ 越中詩郎、獣神サンダーライガー 対 後藤達俊、ヒロ斎藤×



越中は試合前からやる気マンマン。G1出場もしたからか?
しかし先発するもT2000にうまくあしらわれてしまい、タッチ後もいきなりラリアットで撃沈と空回り。
一方T2000の方はレフリーにもちょっかいを出したりとちょっとファミ悪系の試合か?
越中がT2000の猛攻を受け、後藤とどめの殺人バックドロップにいこうとしたところを、金的からパワーボムで勝利。
越中組はさっさと帰るもT2000はレフリーと揉める(笑)
ヒップアタックの瞬間が取れたのは嬉しい。


第4試合 ○ 鈴木健想、棚橋弘至 対 吉江豊、ブルー・ウルフ ×



鈴木、棚橋は絵になりますね。第三世代の後ももうバッチリか?
今回は鈴木のニーキックが目立ちました。さすがにスピアーは控えてニーが必殺技になってるみたいです。
吉江は先輩なんですがなんか貫禄もないし、ノアに行ったりしましたがどうも停滞から抜け出れません。
ブルー・ウルフはとりあえず名前がベタなのでなんとかしないと、インパクトもなにもないし。

第5試合 × 中西学、成瀬昌由 対 安田忠夫、X ○



安田には凄いブーイング。遅刻1回でここまでヒール化できるとは。
入場曲がなっても安田はなかなか入場せずまた大ブーイング。
注目のXの正体は柳沢龍志!、、、って誰だよ(笑)、藤田かローラーを期待してたが残念。
試合は柳沢X成瀬、安田X中西の展開。
さすがに柳沢は元K−1(チーム・ドラゴン)なだけに打撃は凄そう、成瀬もそっち系なので手が合いそう。
中西が安田をアルゼンチンで抱えたりしてたんですが、気が付いたら柳沢が成瀬を裸締めで終了。


第6試合 × 天山広吉、西村修 対 永田裕志、佐々木健介 ○




気が付いたらもうセミファイナル、天山X健介でスタート。
天山は登場時から「シ〜、シ〜」となんかかわいそうになってきた(笑)
永田が出てくるともちろん西村を要求。(永田は予選最終日で西村と引き分けて予選落ち)



西村が出てくるとやっぱりクラシカルな展開に。
しかし最近の派手な技の応酬の中で支持を受けている西村はいキャラクターです。
天山X健介ではパワーの応酬、永田X西村ではレスリングという展開で、終盤には天山、西村のコブラツイストの競演も。
西村が永田を4の字に捕らえ、天山がダイビングヘッドバッドと攻め立てていましたが、西村がナガタロック2に
捕まり、一度は救出されるもエクスプロイダーから再度ナガタロック2を極められ万事休す。



試合後に8・29武道館で安田相手にデビューの新人が永田から紹介され猪木登場。
相変わらず一番盛り上がってしまうが、詩を披露&8.29の宣伝をして休憩に。

第7試合 G1 CLIMAX 優勝決定戦 ○ 蝶野正洋 対 高山善広 ×



いよいよ決勝戦。
高山にブーイングはあまりないんですが(認められている?)、蝶野への声援が超強烈!
試合は高山がエルボー、ヒザ蹴りで攻め立てるのを蝶野が受ける展開。
受けの蝶野といえどあの攻め(体格差)はさすがにきついみたいでダウンカウントも取られる。
バタフライロックで反撃するもパワーで返す高山。
エベレストジャーマンも繰り出すが、大声援を受ける蝶野はこれも返す。
ヘロヘロになっている蝶野を見て、ここが勝負どころと感じた高山のヒザ蹴りの連発で崩れ落ちる。
蝶野もさすがにもうダメか?という感じでしたが、ここから復活!



STFで高山を絞めるが粘る高山に背中が曲がる(驚)ほどに締め上げる。
さすがにあれほど曲げられると半分逆エビ(笑)
高山はなんとか耐えたがもうフラフラ状態。
そこへ蝶野のケンカキックの連打連打連打!でついに3カウント!


大歓声に包まれる会場の中に藤田、安田が乱入し、新日本と乱闘開始。
ちなみに安田には「帰れー!」なんですが藤田にはなかったりするのはお茶目(笑)
一度猪木が登場し仲裁か?と思われたがまたけしかけて再び乱闘。



蝶野のマイクで場を収め、新日本は対外敵に向けて一致団結。
天山と中西が抱きあったりと団結をアピール。
ちなみに健介軍とかはいたけど団結には加わってなかったような、、、
さすがに全部団結すると興行困るし(笑)



最後はT2000と本隊で仲良く記念撮影。


今回外敵に対して一致団結となった新日本ですが、蝶野のマイクアピールで
「月に1、2回しか戦わないヤツラに、このリングを汚させない」と言っているのはレスラーの本音でしょうが、
フロントはそういう連中をうまく使ってドーム興行とかTV中継を盛り上げているのだから。
現実に新日本純潔でドーム興行&TV中継はきついのではないかと。
新日本ファンも外敵相手でないと盛り上がらないようになってるみたいですし。

興行はTV生中継の影響で2時間20分で終了。
さすがに往復3時間だとなんだかなぁ、、、、10日の興行の方が良かったかも。

一方会場内での新日本コールの中で冷静な自分はノア、全日本系だと実感。
でもローラーさん(元チャイナ)は見たいかも(笑)

ちなみに蝶野のタイツはカメラのフラッシュを受けると光るようになっているみたいです。


おまけ



両国駅にある「力相撲」の銅像




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