ZERO-ONE 〜IMPOSSIBLE TO ESCAPE〜 両国国技館 2002.07.07




今回も前売りチケット入手せず直接会場へ。
8月のG1クライマックスの下見もかねて行ってきました。
両国駅から非常に近いのはいいですね。ただ通り道に弁当屋が一軒のみというのはテリトリーの関係でしょうな。
ちなみに通常は弁当500円だそうですが、会場1時間前には300円に値下げされててラッキー。
先にA席7000円を購入し、300円弁当を買って会場入り。



中に入ると両脇にTシャツ売店があるのですが 、パンフは見つけられず購入せず。
席は升席というものですが、要は四角の区切り枠で床に座って見る席です。
自分のところは1マスに2人でしたので足を伸ばして見ることも可能でしたが、場所によっては4人で座ってた場所も
あったようです。(家族、仲間連れのようでしたがシステムどうなってんだろう?)
尚、2階席、SS席は椅子。

一応開始時間20分前頃に席に着いていて弁当食っていたのですが、15分くらい前に第0試合が始まる。

第0試合 ○ スパンキー  対 佐々木義人 ×



いや弁当食ってたもんで(笑)
スパンキーはNWA認定ジュニア王座らしいですが、入場曲はタイタニック!
試合内容はよく覚えてないんですが、スパンキー勝利後のレフリー使ってのタイタニックポーズは覚えてます。(笑)



選手紹介のセレモニー
選手が入場口に集まっての紹介。最後に日本と米国の国歌斉唱。
小川とプレデター、小笠原は出てtなかった模様。


第1試合 ○ 星川尚浩 対 日高郁人 ×



日高はお面被って入場。
一方、星川の入場曲はハイティーンブギ!さすが流星番長か?
星川は途中足を狙われ、試合中のジャーマンスープレックスホールドをカウント2で足を押さえて止めたりするし(笑)



最後は流星キックで星川。
両方よかったです。掴みはOK。

第2試合 ○ 佐藤耕平、崔リョウジ 対  金村キンタロー、黒田哲広 ×



さすがに人気実力ともWEW組の方が明らかに上。
金村に机ボディプレス、椅子攻撃。黒田に「お客さんは神様です!」のシャウト付き鉄柱攻撃とやられてましたね。



黒田はなにかやる時によく喋る(笑)
ZERO-ONE組も体格差を生かしてうまく反撃はしてましたが、あまり印象は、、、



哲っちゃんボンバーをかわして腕固めに捕らえZERO-ONE組の勝利。
WEWのセコンドについていたのはサバイバル飛田だろうなぁ。



ハードコアの後にはお掃除(笑)

第3試合  ○ 高橋洋子 対  亜利弥’×
ソフト・オン・デマンド提供試合 女格闘家スペシャル2 (3分3R)



ソフト・オン・デマンドと言えば高橋がなり(マネーの虎)ですが、AV以外にも女性格闘技のビデオも作ってるようです。
高橋がなりでも上がっていれば多少は盛り上がったんでしょうけど試合は、、、
えらく寒い試合でフロントチョークで終了。
なんなんでしょうねぇ。

第4試合 × 黒毛和牛太、富豪2夢路 対  藤原喜明 ○、ドン荒川



ノアでのファミ悪の試合ですね。
ドン荒川は現役時代はどんな選手か知りませんが、たぶん似たようなキャラだったのかも。
芸が細かいですが(笑)
組長が脇固めできっちり締め。

第5試合 ○ 高岩竜一 対 ディック東郷 ×



ノアJr王座取られてからめっきり話題のない高岩の登場。
いきなり場外でパワーボムを決める殺伐とした展開だったのですが、流れは東郷で膝狙いを多用してました。
はっきりいって終盤までほぼ東郷ペース。
しかしまぁ、雪崩式ぺティグリー(+椅子置き)見られるとは思いませんでしたよ。



これで高岩は出血。
終盤ようやく餅つきパワーボム、トップロープからのデスバレーでなんとか勝利。
高岩よりも東郷の凄さが目立ちました。

第6試合 × 石川雄規、臼田勝美 対 ジョシー・デンプシー ○、ショーン・マッコリー



石川には当然入場からブーイング。
最初は臼田対マッコリーで始まり、締め技中心の流れに。途中から石川に交代。
出てくるともちろんブーイング。



マッコリーと少ししたあとにデンプシー登場。すると石川は寝て猪木-アリ状態にする。
もちろんブーイング(笑)
石川が立った際に強引にストレートを叩き込み石川失神KO。
デンプシーは結構厚めのグローブ付けてても効くようです。
K-1で武蔵とやる選手ですからパンチ力はレスラーのそれとは全然違うようです。


ここで休憩。


第7試合 スティーブ・コリノ、×ラピッド・ファイアー 対  トム・ハワード、ネイサン・ジョーンズ ○



明らかに体格が違います(笑)
NWA組は男樹Tシャツを時間をかけて脱ぎ(笑)客席に投げようとするがUPW組に止められ破られて試合開始。



たしか先発はファイヤーでしたが攻撃も大して効かずコリノに交代しようとするが拒否される(笑)
結局交代すると今度はハワードが出てくる。ハワードは手を後ろに組んで「かかってこい!」の挑発。
負けずにコリノも同じポーズで挑発(笑)
結局ハワードに足を蹴られてやられる。
ハワードはうつ伏せ状態で絞められるも、軍隊仕込みの脅威のほふく前進でコリノを引きずり場外に落とす。
コリノはそのまま帰ろうとするし(笑)
途中ジョーンズを2人で場外に落とした後にフレアームーブをするもジョーンズにダブルでラリアットを食らったり、
重ねられてハワードのポエトリーインモーションをコリノだけ逃げたり、
ベアハッグされている相棒を助けるためにジョーンズを蹴るが効かず、くるっと回った際に仲間を蹴るコリノ。
と非常に笑わせて頂きました。



日本に来る外国人で「お笑い系」は珍しいですね。
最後はジョーンズに2人まとめて肩に担がれた状態でハワードがコーナーからの飛びつき首投げ後、
ジョーンズがファイヤーをアルゼンチンに担いでギブアップ。




第8試合 ○ 大谷晋二郎、田中将斗 対 坂田亘、横井宏考×



坂田、横井はU出身なんですね。どうりで人気が高いし、打撃がえらい強いわけだ。
序盤から打撃で田中がやられる。大谷が出てくるとなんとかなるんですが、やはり田中はちときつそう。
ともかく坂田と横井は蹴りの音が違う。



終盤横井と大谷で間接の取り合いなども見ごたえがありました。



結局ドラゴン2発で大谷が勝利。



勝利後にコーナーに大谷が登ろうとするが2度落ちる。お約束?
大谷がこんなことをするなんてなぁ。ギャップが(笑)
田中に火祭り刀でポーズとらせて遊ぶ。

第9試合 ○ 橋本真也 対 小笠原和彦 ×



自分の左斜め後方で小笠原コールが鳴り響く。
「小笠原先生〜!やっちゃえ〜!ブタ〜!」と言ってたので門下生&家族なのでしょう。
会場前では極真Tシャツ&スボンの人もいたので極真関係も多少いた模様。
さすがに橋本コールにはかなわず。



小笠原は蹴りは凄そうですがいかんせん体重差が大きすぎでしょうか。おそらく倍は違うでしょうし。
蹴りの鋭さでダウンを奪ったりしましたが、橋本も袈裟切りチョップ、DDTで反撃開始。



小笠原は胴着を脱いで反撃するもDDT連発後の三角締めでレフリーストップ。



しばらく動かず、机を担架代わりにしようとしてたりもしましたが、なんとか起き上がり橋本と握手。
両者正座し頭を下げて遺恨清算。


ここから金網設営のため休憩。
これがまた長い。
さすがにWWEみたいに天井に吊るすこともできないので分解した金網を取り付ける作業。



でも40分近くかかったのでオールドスクールをするとび職に拍手が起こったり(笑)

実は試合中に面白かったのがレフリー Mrフレッド。
完全な悪役レフリーで、見てない振りしたり高速カウントしたりとWWEのニック・パトリックもびっくりです。
でも一つ違うのはカウント2で終わると客から「ツゥ!」のコールが入るところ(笑)
レフリーにもキャラクターがあるのは面白いですね。
試合前はコーナーで腕組んでます。ガタイも結構なものです。

ついでに2階席を視察。(写真は一番奥から撮影)



2階S席と1階A席は1000円の差でしたがやっぱ一階がいいかな?
2階はちょっと角度がきつすぎるかも。

スカパーの実況はサカつくの実況、スカパーサッカーの実況でもお馴染みの八塚アナが担当してたようですね。
スポーツ関係かと思ったら格闘技関係もするんですねぇ。幅広い。
ワールドカップで10Kg太ったかどうかは確認できませんでした。(笑)

ようやく金網も完成し最後の試合に。


第10試合 ○ 小川直也 対 ザ・プレデター ×



プレデターはチェーン片手に客席で暴れまわりながら登場。古くていいなぁこういうの(笑)



序盤はプレデターにいいようにやられる小川。スピンニール食らうわ、金網に叩きつけられるわ。
プレデターのガタイはいいのですがやはりプロレスラーとしてはまだまだでしょうか。



小川も払い腰で対抗するも途中セコンドからチェーン投入。
レフリーを吹っ飛ばして小川を絞首刑にした後フォールするもレフリーはダウン中。
ここから小川がようやく反撃。



STO連発から裸締めに移行したがプレデターはその状態から立ち上がる強さを発揮。
しかし力尽きて倒れたプレデターは溜まらずタップで小川勝利!



うんまあこんなもんかな(笑)

金網の使い方もなんか消化不良気味のようで、決着も結構あっさり気味かなぁと。
試合後に小川が橋本を呼んでエールの交換で大団円。



これで終わりかぁと思っていたら、、、、

花道を引き上げる橋本、小川をハワード、ジョーンズが襲撃!
これにアメリカ勢、日本勢が入り乱れて大乱闘に。



なんとか金網内に日本勢が戻るとジョーンズは金網をよじ登って侵入。ハワードは入り口から入ってましたが(笑)



金網内でにらみ合いを続ける日本勢対アメリカ勢に客が煽る。
両軍マイクで言い合いの後に何故か

「言葉通じねぇからってうだうだ言ってんじゃねぇ!やるなら今からでもやってやるって言ってんだよぉー!」(日本語)

通訳(アメリカ勢)さんでした。(笑)



もちろんまた乱闘に(笑)

次のシリーズではOH砲対ハワード、ジョーンズ組の対決の模様ですね。

ZERO-ONEはなかなかどうして外国勢がいいですね。
新日本、ノアの外国勢がいまいちなのに比べて明らかに光ってます。レスリングのレベルはともかく。

生きのいい若手、強い外国人レスラー、悪役レスリー、金網、異種格闘技戦、打撃系レスラー、お笑い、
ZERO−ONEにはプロレスの魅力が一杯詰まっていますよ。





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